【衝撃】予想をはるかに超える世界の貧しすぎる国ランキングトップ5

貧しい国とは

貧しい国はどういった国でしょうか?おそらくあなたは、戦争や飢饉が起きている国々のことを想像したのかもしれません。しかし、そういった国々はアジアやアフリカだけではなく、カリブ海の島々にもあることを知っていましたか?

今回貧しい国の順位をつけるにあたって、1人当たりのGDPが少ない順番に順位を付けました。そのため、感覚ではなく、数値できちんと表しました。

なおこの記事ではわかりやすく1$=100円で計算しています。

GDPは簡単に言うと、「国が1年間にどれだけ稼いだか?」を示します。そのため日本のGDPは約528兆円となり、1人当たりのGDPは約412万円になります。ちなみにGDPの1位がアメリアで2位が中国、3位が日本です。

参考:BRAVE ANSWER 「GDPとは?」より一部編集

第1位 南スーダン (2万4600円、246ドル)

データ

1人当たりGDP:2万4600円、246ドル
その金額の例え:huluの視聴が2年2か月分、吉野家牛丼並が70杯分
地域:中央アフリカ
貧しい原因:内戦・飢饉

貧しい理由

南スーダンは2011年7月9日にスーダンから分離し、独立しました。しかしその後、 与党スーダン人民解放運動(SPLM)内の派閥抗争が激化してしまいます。その結果、 2013年12月に首都ジェバで、大統領警護隊同士の衝突が発生してしまいます。

ジュバの治安はすぐに回復しましたが,その後各地で衝突が続き,多くの難民が発生してしまいました。 その後、2017年5月にキール大統領は、国内の平和と安定を促進するために,国民対話の開始と一方的敵対行為停止を宣言します。

その後、暫定政府が誕生して今に至ります。 しかし、スーダン政府と天然資源をめぐる問題もあることから、国内外で緊張が走っています。

参考:外務省「南スーダン共和国の基礎データ」より一部編集
南スーダンでは、女性も兵士として参加しています。

スーダンが貧しいのは、内戦が最も大きな原因だと考えられています。大統領陣営と副大統領陣営に分かれた紛争は、海外からの投資意欲をそぎ落としました。

2013年以降、紛争が原因で学校の3校に1校は、破壊されたり、占領されたりしました。そのため、南スーダンの非就学率は世界で最も高くなっています。200万人以上の子供が教育を受けていません。

南スーダンでは施設が破壊され、難民が大量に発生しています。

また教育だけではなく、栄養失調も問題になっています。100万人以上の子供が栄養失調で苦しんでいて、そのなかの30万人は重度の栄養失調で命の危険にさらされています。そのため、産業が全く育たず、ほとんどの国民が貧困に苦しめられています。

また南スーダンの周りには海がないため、物資の補給が限られています。その結果、必要な物資が届かず、そのような不利な地理条件のため、ますます国民が貧困化していきます。

第2位 ブルンジ (3万3900円、339ドル)

データ

1人当たりGDP:3万3900円、339ドル
その金額の例え:huluの視聴が3年分、吉野家牛丼並が96杯分
地域:中央アフリカ
貧しい原因:内戦・飢饉

ブルンジの繁華街は、まだ舗装されていない道路が数多くあります。

貧しい理由

ブルンジは1962年にベルギーから独立しました。しかし、多数派であるフツ族(全人口比約9割)と少数派であるツチ族(全人口比約1割)の間で抗争が繰り返されてきました。

1993年にフツ系のンダダイエ大統領が誕生した際には、ツチ側の軍部によりンダダイエ大統領は暗殺されてしまいます。また1994年には国民議会で選ばれたフツ系のンタリャミラ大統領とルワンダのハビャリマナ大統領は同乗していた航空機が撃墜されたことにより、死亡しました。

そのような混乱した政治体制の中、紛争も泥沼化していきました。現在でも国内情勢は混乱しています。

参考:外務省「ブルンジ共和国の基礎データ」より一部編集
ブルンジの一部の地域では、飲料水が深刻な課題になっています。

ブルンジが貧しいのは、多数派のフツ族と少数派のツチ族による紛争が最も大きな原因です。

ベルギーが植民地支配を行っていた頃、少数派のツチ族を優遇したたため、多数派のフツ族の不満がたまってしまったことが問題の始まりです。これにより、国内の民族が分断されてしまい、泥沼の紛争が始まってしまいました。

 ブルンジでは、ツチ族とフツ族の民族問題がある。

ベルギーが少数派のツチ族を優遇した理由として次のような理由が考えられます。少数派のツチ族に多数派のフツ族を管理させることによって、フツ族の不満をベルギーではなく、ツチ族に向けることができます。そのため、ベルギーはあえて少数派のツチ族を優遇しました。

ブルンジも南スーダンと同様に周辺に海がないことから、なかなか産業が発達しません。

第3位 マラウイ (3万4200円、342ドル)

データ

1人当たりGDP:3万4200円、342ドル
その金額の例え:huluの視聴が3年分、吉野家牛丼並が97杯分
地域:中央アフリカ
貧しい原因:飢饉

マラウイでは、トウモロコシが主要作物である。

貧しい理由

主要産業は農業であり、人口の84.5%が第一次産業に従事しています。主な作物としてはトウモロコシが全土で広く栽培されますが、自給作物としての性格が強いです。

商品作物として最も有力なものは葉タバコで、2013年には総輸出の46.6%を占める最大輸出品となっていました。降水量は少なくはありませんが、年較差が激しく、また灌漑設備も整っていないため干ばつに見舞われやすいです。

2005年には干ばつなどのため収穫量が激減し、国際連合世界食糧計画などが援助を実施しました。2005年10月には、ムタリカ大統領は食糧危機に対し緊急宣言をしました。

参考:ウィキペディア「マラウイ」より一部編集
マラウイの農業は自給自足が多くを占めている。

マラウイが貧しい理由として、農業に依存していることが挙げられます。工業国は急速に発展しやすいのに対して、農業国はなかなか発展しません。

さらに、マラウイでは、商品作物に依存しています。そのため、農業国であるにも関わらず、干ばつが発生してしまうと、外貨収入が減ってしまい、食糧不足になってしまいます。

ただ、マラウイでは独立以降に大きな戦争や内戦が発生していないので、アフリカの国の中でも政治体制は良好です。

マラウイはアフリカの中でも平和なグループに属している。

独立以降、アフリカでは珍しく対外戦争や内戦を経験しておらず“The Warm Heart of Africa”(アフリカの温かい心)という別称を持つ

参考:ウィキペディア「マラウイ」より一部編集

第4位 中央アフリカ共和国 (4万2500円、425ドル)

データ

1人当たりGDP:4万2500円、425ドル
その金額の例え:huluの視聴が3年8か月分、吉野家牛丼並が121杯分
地域:中央アフリカ
貧しい原因:内戦・飢饉

中央アフリカ共和国では、食糧不足が国民の大きな課題である。

貧しい理由

2013年9月にはジョトディア大統領によりセレカ(反政府武装勢力の名称)の解散が行われましたが、単に非合法化されただけで武装組織そのものは温存されました。

一般市民への弾圧や新たに登場したキリスト教系武装組織、アンチバラカなどとの抗争は続き、次第に国内は無政府状態に近い状況に陥りました。首都のバンギでも、イスラム教とキリスト教の対立が激化していきました。

参考:ウィキペディア「中央アフリカ共和国」より一部編集
イスラム教とキリスト教の共存は難しい。

中央アフリカ共和国は独立以来、クーデターが多く発生しています。そのため、政情はとても不安定です。その結果、経済は低迷し続けており、失敗国家と呼ばれています。

また武装勢力などの紛争により、2018年は人口460万人のうち約50%が食糧危機に陥っています。その結果、多くの難民が発生しています。

食糧危機にも関わらず、外貨獲得のために、中央アフリカ共和国は農作物を輸出しているという皮肉な結果になっています。

第一次産業が主となっています。プランテーション的なモノカルチャーであり、綿花やコーヒーを輸出しています。ダイヤモンドやウラン、金などの鉱産資源も産出し、同様に輸出しています。

主要な輸出先はベルギー、中国、モロッコ、コンゴ民主共和国です。輸入先はオランダ、韓国、フランス、カメルーンです。

しかし内陸国であるため資源の輸送費は高くつき、ウラン利権も関係した政情不安が度重なっています。また経済も大きな打撃を蒙り低迷が続いていて、人口の9割は一日2ドル以下で生活している状況です。

参考:ウィキペディア「中央アフリカ共和国」より一部編集
商品作物としての意味あいが強い綿花。

中央アフリカ共和国は海に囲まれていません。その結果、外国からの投資や貿易などが難しく、経済は低迷しています。また商品作物に依存している部分があるため、なかなか経済が発展しません。

第5位 イエメン (4万4900円、449ドル)

データ

1人当たりGDP:4万4900円、449ドル
その金額の例え:huluの視聴が4年分、吉野家牛丼並が128杯分
地域:中東のアラビア半島の南側
貧しい原因:内戦・飢饉・経済制裁

イエメンの人々は、毎日空爆におびえながら生活をしている。

中東の最貧国イエメンでは、2015月3月に激化した紛争により、4万人以上の死傷者が出ており、現在も10分に一人の子どもたちが亡くなっています。

2015年の1年間では、世界の紛争で最も多くの人々が住みかを追われた紛争となりました。イエメンは、その激しさと複雑さより「世界で最も活動することが困難な国」とも言われています。

参考:ICAN アイキャンの「私のできること」より一部編集
サウジアラビアとイエメンは隣国同士だが、石油の埋没量が大きく違う。

イエメンでは、サウジアラビア連合軍が空爆を行っており、多くの人々がおびえて生活しています。

またイエメンのフーシー派によるサウジアラビアに対する弾道ミサイル攻撃を受けて、連合軍がイエメンの国境を封鎖しました。 イエメンでは700万人が飢餓の恐れにあり、人口の25%近くが食糧問題に直面しています。

さらに、東アフリカで発生している干ばつもイエメンで問題になっています。

その結果、イエメンでは700万人が飢餓の恐れにあり、人口の25%近くが食糧問題に直面しています。